ゼロハリバートンのスーツケースを使い始めて、
そろそろ10年になります。
出張、旅行、引っ越しの手伝い。
いろんな場面で一緒でした。
本体に傷もあります。
角も少し擦れています。
それでも、
使い続けています。
あるとき、タイヤが割れました。
ホイールは無事でした。
本体もまだまだ使えます。
ただ、タイヤだけがボロボロでした。
そのまま使い続けるには、
動きが不安定になっていました。
一度、メーカーに修理を出したことがあります。
まず、問い合わせる。
見積もりを依頼する。
概算の金額が返ってくる。
宅配便でスーツケースを送る。
しばらくして、確定見積もりの連絡がある。
そこで初めて、修理するかどうかを判断する。
修理が始まってから、数週間かかる。
返却されるとき、着払いで支払う。
工程を並べてみると、
なかなかの手間でした。
それでも、
修理を選んだのは理由があります。
メーカー以外で修理すると、
純正のホイールが別のものに替わってしまう。
それが、どうしても気になっていました。
でも、よく考えると、
壊れているのはタイヤだけでした。
「タイヤだけ替えれば、また使えるのでは?」
そこから、
交換用のタイヤを作ることになりました。
結果的に、
スーツケースの動きは安定しました。
修理に出すより早く、
費用も抑えられました。
そして、純正のホイールはそのままです。
ホイールが純正のまま残っているということは、
いつでもメーカーに修理を出せる状態でもある、
ということです。
タイヤを自分で替えることは、
その選択肢を閉じない、ということでもあります。
このタイヤを作ったのは、
「安くて便利な代替品を作りたかった」
からではありません。
大事にしているものを、
できるだけ長く使い続けるための選択肢が
なかったから、作りました。
ゼロハリのスーツケースは、
気軽に手放せるものではありません。
だからこそ、
「修理に出すか」だけが選択肢ではない、
ということを知っておいてもらえると嬉しいです。
「自分でタイヤを替える」という選択が、
大事なものを長く使い続けるための
ひとつの手段になると思っています。
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