このスマホスタンドは、
一見するとシンプルな形をしています。
ですが、
背面は完全な直角ではありません。
わずかに角度をつけています。
気づかないほどの差ですが、
これには理由があります。
タオル掛けに引っ掛けてスマホを置くと、
重さは前側、つまりポール側にかかります。
もし背面がまっすぐだと、
重さが後ろに抜けやすくなり、
壁側から「ストン」と外れやすくなります。
そこで、
背面をわずかに傾けることで、
重さがよりポール側にかかるようにしています。
壁に預けているのではなく、
前側で支える形です。
イメージとしては、
壁に軽く後ろ手をつきながら、
つま先に重さを乗せて立つような状態です。
大きな違いではありませんが、
安定感に関わる部分です。
何度か試作を重ねながら、
今の角度に落ち着きました。
結果として、
スマホを置いたときに
スタンドが後ろへ倒れようとする力が
前側に受け流される形になっています。
構造として意図したことが、
使ったときの安定感に
ちゃんと出ている。
そこは、試作を繰り返してよかった部分です。
0件のコメント